窓ガラスにヒビ割れが!自分でできる5つの応急処置方法
台風の強風で何かが飛ばされてきて衝突したり、地震であったり、突然のトラブルで窓ガラスがにヒビがはいってしまうことがあります。
ちょっとしたヒビ割れであっても、そのまま放置しておくことはオススメできません。ガラスの強度が下がっているため、とても割れやすくなっていて危険だからです。
そのため、ヒビ割れがあったらガラス修理をしたほうが良いのですが、業者に依頼するとなるとお金がかかりますし、「このくらいのヒビなら、しばらくはこのままで良いかな。そのうち修理しよう。」と後回しにしたいこともあるでしょう。
そこでこの記事では、ガラスのヒビ割れを自分で補修する応急処置方法についてご紹介します。
窓ガラスのヒビ割れは危険?そのまま放置するのは絶対NG!
窓ガラスはいろいろな理由で割れます。よくあるのが、台風の日など強風で何かが飛ばされてきて、衝突することでヒビ割れが起こるケースです。子どもがオモチャを投げてぶつけてしまったり、経年劣化によってガラスの耐久力が低下し、ガラスにヒビが入ってしまうこともあります。
窓ガラスにヒビが入ってしまった場合、「完全に割れてないなら大丈夫」と考え、放置してしまう人もいるのですが、実は「窓ガラスのヒビ割れはとても危険な状態」なので何かしらの処置が必要になってきます。
何といっても、ヒビの入ってしまった窓ガラスは強度が落ちています。見た目には分かりにくいのですが、通常の強度を10とすると、2とか3にまで落ちてしまっていることも多いのです。
強度が落ちているということは、割れやすい状態だということ。
・強風が吹く
・地震で揺れる
・ちょっとぶつかってしまった
などの外的要因が加わることによって、「ヒビ割れ」から「完全な割れ」に発展しやすいのです。
完全に割れて飛散したガラスは凶器になり、ガラスで足を切ってしまうなどの怪我につながります。「完全な割れ」に発展しないよう、しっかりと応急処置を行っておくことが大切です。
自分でできる!窓ガラスのヒビ割れの5つの応急処置方法
窓ガラスにヒビ割れがあった場合、理想の対処方法はガラスの修理か交換です。しかし、突然割れてしまった場合、すぐに修理や交換ができない方もいるでしょう。
そんなときは次に紹介する方法で、応急処置を行って対処しましょう。
1.テープで補修する
ガラスのヒビ割れへの応急処置として、一番お手軽な方法がテープを使って補修する方法です。
どの家庭にでも1つくらいはあるガムテープでも補修は可能ですが、とても目立ちますし見栄えが悪くなることや、接着部分が溶けて剥がれにくくなってしまうためオススメしません。ガラス専用の補修テープを使うと良いでしょう。
例えば次のような商品。
防水性能、接着性能に優れた養生テープで、窓ガラスの養生に活用できます。手で簡単にカットできることや、ポリエチレンコーティングの基材特性から優れた防水性能があるのが魅力ですね。
このようなテープをヒビ割れの傷に沿って貼っていくだけです。
とても簡単な作業ですので、不器用な方でもチャレンジしやすいのがメリットです。
2.飛散防止シートを貼る
窓ガラスのヒビ割れの応急処置として、飛散防止シートを貼っておく方法もあります。
ヒビの入った窓ガラスは割れやすくなっています。軽い衝撃でも大きな割れに発展してしまう可能性があるので、もしもの時のために飛散防止シートを貼っておきましょう。
飛散防止シートを貼っておけば、ガラスが完全に割れてしまったとしても、ガラスの破片が周囲に飛び散るのを防いでくれます。ケガのリスクを減らすことができますし、ガラスの破片を掃除する手間も減らすことができます。
例えば次のような商品があります。
災害時の怪我の多くは、ガラスの破片が原因といわれています。災害時の危険防止の対策としても、基本的に窓ガラスには飛散防止シートを貼っておくと安心でしょう。
3.ガラスフィルムを貼る
窓ガラスに貼ることができるガラスフィルムを使うことで、窓ガラスのヒビ割れを補修することができます。最近はいろんな種類のガラスフィルムがあり、オシャレな模様のあるものも多いです。例えば次のような商品。
ステンドグラス風で虹色に輝くようになっており、補修だけでなくヒビ割れを目立ちにくくすることもできます。ヒビ割れ部分だけでなく全体的にカバーできるのもポイント。
部分的だと外から見て目立ちますが、全体がカバーされていると目立ちにくいですし、万が一ガラスが割れてしまった時にも飛散防止の役割を果たしてくれます。
4.リペアキットで補修する
窓ガラスのヒビ割れの応急処置として、リペアキットで補修するする方法もあります。リペアキットとはガラスの修復のための商品で、車のフロントガラスなどでよく使われますが、窓ガラスに使える商品もあります。
リペアキットでの補修方法は、専用の補修液をガラスの傷に浸透させるだけ。特に難しい作業ではなく、誰でも簡単にできるのもメリットです。ちょっとした傷なら、パッと見では全然わからないくらい自然な仕上がりで、傷が目立たなくなるというメリットもあります。
ただ、ヒビではなく完全に割れてしまっている場合や、ヒビの範囲が大きい場合などは、リペアキットでの補修には不向きなのでご注意ください。
5.接着剤で補修する
ガラス専用の接着剤を使って、窓ガラスのヒビ割れを補修する方法もあります。ヒビ割れに沿って接着剤を付けるだけなので、補修方法としても簡単でしょう。
接着剤選びのポイントは「乾いたら透明になるものを選ぶこと」です。 経年劣化や紫外線によって、色が変化しないかどうかもチェックのポイントです。
もし窓ガラスにヒビ割れができた場合、以上のような方法で窓ガラスの応急処置を行ってください。テープで補修したあとに、ガラスフィルムを貼るなど、組み合わせる方法もオススメです。
窓ガラスのヒビ割れは、いつかは業者へ依頼しましょう
以上、窓ガラスのヒビ割れを放置することの危険性や、自分でできる窓ガラスのヒビ割れの応急処置方法についてご紹介しました。
すぐに窓ガラスを交換できない場合でも、ヒビ割れを放置することはせず、ヒビ割れの症状にあった方法で応急処置をするようにしましょう。
ただ、上記で紹介した対処法は、あくまで応急処置です。ヒビ割れを治すものではありません。
しばらくは応急処置の状態でも問題ありませんが、強度が落ちていることには変わりありません。そのまま長期間放置せずに、いつかはガラス修理業者に修理または交換を依頼する必要があることは覚えておきましょう。
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